夫婦の違いは夫婦の関係を発展させるための手がかりなのです。
楽しみながらできる夫婦の違いを絆と愛情にするためのコミュニケーション術
夫婦力は 止揚コミュニケーション研究所が提供しております。
夫婦には、価値観の違い、行動パターンの違い、考え方の違い、感じ方の違い・・・多くの違いがあります。 この違いこそ、惹かれあったときには、いいと思った点であることがほとんどです。 違いが絆や愛情を高める効果を持つか、うまくいかない原因になってしまうかは、コミュニケーションの方法次第です。
コミュニケーションが夫婦の関係を改善するキーワードなのです。
現実生活の中で、問題がない関係を作るのは不可能です。問題が発生すれば、相手に怒りを感じるのは普通のことです。そして、怒っている相手とセックスしたくなくなるのも当然のことです。慢性的に怒っている相手に愛情を感じなくなってくるのもまた当然です。
夫婦の間におこるさまざまな問題を解決するためには、コミュニケーションが必要です。しかし、コミュニケーションをとることによって、問題が解決するケースと、問題をエスカレートする場合があるのです。問題が解決しないのは、問題をエスカレートしてしまうコミュニケーションをしているからです。
夫婦のコミュニケーションのキーワードは、情緒です。夫婦がうまくいかなくなるとき、きまって足りないのは、情緒レベルのコミュニケーションです。いくら理性的に話してもうまくいきません。好きという<情緒>で一緒になった関係、情緒的満足感を求め合う関係である夫婦から、情緒を切り離すことはできないのです。
情緒レベルのコミュニケーションができれば、いつまでも付き合い始めた当初のような新鮮な気持ちを持ち続けることができるのです。
小さな行き違いが原因であるにもかかわらず、気がついたとき・発覚したときには、すでに止めるのが困難なほどの勢いがついてしまっていることが多いのが夫婦間の問題の特徴です。
うまくいっていると信じていたのに、いきなり相手から離婚や別居・不倫を突きつけられるパターンだと、おろおろしているうちに現実が進んでしまいます。そうした知識を学んでおくことで離婚予防ができることが研究の結果明らかにされています。
離婚大国アメリカでは、教会で結婚式を挙げるために教会の結婚生活に関するセミナーの受講が必要だったり、それに代わる心理学に基づいた結婚前プログラムなどを受けることが少なくありません。
臨床心理学と長年のカウンセリング・心理療法の経験から抽出した、夫婦や個人の問題の解決に必要なコミュニケーションの考え方と技術をセミナーを通じて提供します。
≪止揚≫とは、葛藤・対立から、異次元的な恵みを双方にもたらす問題解決の方法論であり、哲学者ヘーゲルによって「弁証法」として概念化されています。難しい知的遊戯である哲学ではなく、日常生活の中で生かすことができるコミュニケーションの技術を理論化したところ、止揚がキーワードであることがわかったのです。